こんにちは、トオルです。
あなたは、
以下のニュースを覚えていますか?
経団連会長
“終身雇用を続けるのは難しい”
経団連の中西会長が、
終身雇用はもう無理だと報じました。
今更ですが、今年4月の話ですね。
「経済界は終身雇用をもう守れない」
経団連とは、
大企業トップの集まる団体であり、
その中のトップの発言は
相当インパクトがあるんです。
つまり、
大企業を代表して、
終身雇用の終了宣言をしたことになります。
かなり衝撃的なニュースでしたよね。
このニュースの後に、
色々な方が考え方を発信してきました。
これまでそれらを聞いてきて、
その解釈は少し違う、
そして僕はこう解釈する!
ということについてお話しします。
考え方の一つとして、
参考になれば幸いです。
Contents
経団連の会長が終身雇用終了宣言
まずは、終身雇用宣言の概要です。
(参照)日テレNEWS24
経団連会長
“終身雇用続けるの難しい”経団連・中西宏明会長
「正直言って、
経済界は終身雇用なんて
もう守れないと思っているんです。
どうやってそういう社会のシステムを
作り変えていくか、
そういうことだというふうに(大学側と)
お互いに理解が進んでいるので」経団連の中西会長はこのように述べ、
「人生100年時代に、
一生一つの会社で働き続けるという
考えから企業も学生も変わってきている」
との認識を示した。
インフル―エンサー風の人達の終身雇用終了宣言の解釈がおかしい
僕が少し違うよ、
それはおかしいのではという解釈です。
「大企業オワコン」
「日本オワコン」
「これからは、皆、
ブログやyoutube等を
始めて起業すべき」
これらは、
インフル―エンサー風の人達の
発信するよくあるパターンです。
これらの解釈は独立起業を前提としていて、
極端な意見ではないでしょうか。
*否定しているわけではありませんよ。
大企業の力は弱まってきている。
一方で、
ブログやyoutubeの方が
稼ぐことができるということは、
違う話であると思うのです。
特に、
youtuberとして独立することは
かなり難しいと言われています。
定期的に動画を100本以上挙げて、
やっと認知されるレベルです。
いずれにせよ、
大企業が終身雇用を
終わりにしたとはいえ、
即解雇され露頭に迷う
ということにはなりません。
恐らくほとんどの企業で、
退職金の割り増し等、
最低限のケアはしてくれるでしょう。
なので、
終身雇用制度が
終わったからといって、
独立起業の話には
直結しないのです。
今回の話の前提として、
今すぐ独立を考える必要は
ありませんということです。
終身雇用終了宣言でもう我慢するな!サラリーマンも諦めよう
企業側も色々諦めているので、
僕たちサラリーマンも
諦めたらいいじゃないか!
というのが僕の意見です。
企業側が終身雇用を諦めた、
これは事実ですよね!
実際は、数十年前から、
終身雇用制度が保証できなくなる
ことは言われてきました。
そしてこのタイミングで、
早めに維持できないと企業側から、
弱音をはかれることは、
サラリーマンにとって、
早めに将来の準備ができるので、
ある意味ありがたいのではと思います。
想像して下さい、
突然リストラを告げられた、
富士通の時よりは
ましだと思いませんか。
企業は、
将来どうなるか明確に言うべきであり、
今後は終身雇用だけでなく、
安定した雇用や給与、福利厚生も
維持できなくなると思われます。
つまり、企業側は
今後色々諦めざるを得ない状況になる。
サラリーマンも諦めよう!
そんなとき、
僕たちサラリーマンは
どう対応すればよいか?
僕たちも諦める。
できないことはできないと
企業側にしっかり伝える。
企業側が諦めたのに、
サラリーマン側がなんでもやるのは
おかしいですよね。
昔は終身雇用が保証されていました。
そしてバブル期には
ボーナスもタップリ貰え、
会社にフルコミットすれば、
それ相応、またはそれ以上の
対価を得ることができたんです。
そのため、多くの社員が
モーレツサラリーマンとして、
全身全霊で貢献していたんですね。
年配の社員は、若手に対して、
「俺たちのころは、
もっとがんばって会社に身をささげた」
とよく言いますが、
それは身をささげても、
その対価が得られていたからであり、
おじさんたちに
特別な根性があるとか、
働く意識が高い、
というわけではないんです。
その時代は、
会社にフルコミットすることが
合理的な判断だったというだけですね。
しかし、その時代はもう終わりました。
企業側は、
従業員のフルコミットに対して
相応しい対価が
払えなくなってきたんです。
なので、
僕たちサラリーマンは、
残業や休日出勤等、
どんどん諦めていきましょう。
今、僕たちサラリーマンが
描くべきキャリアプランは、
一昔前と比べ、
全く変わってきているんです。
一方、
この変化に気づいてはいるが、
知らないふりをしている人達がいます。
「とりあえず、自分の親と
同じようにな感じの人生に
落ち着けばいいや」
と考えるのはやめましょう。
現実をしっかり見るべきです。
終身雇用終了でもいいじゃないか
さて、ここまでの話で、
終身雇用制度は終わった
もう企業は守ってくれない
企業側も諦めるから
僕たちサラリーマンも色々あきらめよう
ということで、
何だかネガティブに
感じるかもしれませんが、
実は、
そんな話がしたいわけではありません。
ポジティブに捉えてはどうでしょうか?!
終身雇用制度が終わり、
企業はもう守ってくれないということは、
強大な企業の力が弱まり、
個人、僕たちサラリーマンの力が
強くなっていくことだと思います。
年配世代は、
会社が従業員を守ってくれる代わりに、
企業の言うことは絶対でした。
しかし、
これからは僕たちを
ずっと守ってくれるか分かりません。
その代わり、
会社の言うことをきくかどうかは
選んでよいということになるんです。
つまり、
自由度がず~っと高まるんです。
すなわち、
企業とサラリーマンの上下の関係から、
横並びの対等関係になると思います。
終身雇用終了後のサラリーマンは強い主体性がないと地獄を見る
では、
企業とサラリーマンが
対等な関係になったとき、
あなたはどうすればいいのか?
どのような資質が求められるのか?
結論は、
自分は何がしたいかという
強い主体性が求められます。
本業でも副業でも関係ありません。
今後は主体性が重要になります。
なぜなら、
国や企業のトップダウンで
命令するものの強制力が
弱まってきているからです。
さらに、
何かをやる(挑戦する)ための
コストがどんどん下がっているからです。
例えば、youtubeは
カメラと編集ソフトがあればいいだけ。
ブログは、
PCとサーバーがあればいいだけ。
これからの時代、
企業という大きな力が
どんどん弱まっていくでしょう。
また、
いつの時代でも共通していますが、
残念ながら、
皆が幸せになることはできません。
必ず、
ハッピーになる人と、
地獄を見る人がでてきてしまうんです。
なぜそのように分かれてしまうのか?
今後一番地獄を見るのは、
やりたい事がなにも思いつかない人です。
誰かの指示を待つだけで、
どうにかなると思っている人です。
主に45歳以上でリストラ対象の人は、
誰かの指示を待ち実行することが
良しとされていたため、
突然のルール変更への対応が
難しいんですね。
さらに、
45歳以上という年齢で
勧告されるため、
特に富士通のケースは可哀想でした。
一方、
自分のやりたい事が
明確な人にとっては、
楽しい時代が来たと思います。
ここでいうやりたい事っていうのは、
大そうな意義は必要ありません。
とにかくお金を稼ぎたい、
もてたい、よく見られたい、
などなど、
つまり強い意志があればいいんです。
ちなみに、
当記事と併せて
下記記事をお読み頂くことで、
より理解が深まると思いますので
是非ご覧いただければと思います!
まとめ
以上、終身雇用終了から、
これからのサラリーマンは、
強い主体性がないと地獄を見る!
という話をしてきました。
ここで、
私にはやりたい事がない、終わった!
と思う人がいますが、
悲観的になる必要はありません。
現時点で
受け身に指示待ち人間でも問題ありません。
なぜなら、
そのように教育され、
よしとされてきたからです。
訓練次第でいくらでも変えられます。
まずは、
自分のやりたいと思ったことを、
コツコツやっていく!
例えば、
食べたいと思ったものを食べてみる!
ほしいと思ったものを買ってみる!
自分の内側に素直になっていく!
簡単にできそうですよね。
つまり、
企業が全てではなく、
自分のやりたい
小さなことを積み上げていく。
そうすれば、
人生の楽しみが
増えるのではないでしょうか。
自分のやりたい事が
わからなくても大丈夫です!
この記事を読めがわかりますよ。
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